訪日中国人の観光行動と観光消費に関する事例分析
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概要
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個人観光客である訪日中国人を事例として,訪日期間中における観光行動と観光消費の実態を同時に解明することを課題とした。本論文における分析対象事例は,日本のH大学に留学中の中国人研究者に会いに来た親族訪問客である。具体的な分析対象者は,H大学に留学中の30代男性である中国人の文系研究者(以下,受入側)に会いに来日した30代女性である彼の中国人妻と就学前の中国人女子児童1人(以下,親族訪問側)である。本論文が調査対象とする観光旅行は,親族訪問側と受入側が,一緒に中国へ帰国(留学も終了)する直前に出かけた東京,京都,大阪への観光旅行(6泊7日)とした。
- 北海道大学農学部農業経済学教室の論文
- 2012-03-00