野辺山高原でアブラナ科野菜に発生した黒斑症状について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
長野県南佐久郡南牧村および川上村において,アブラナ科野菜における黒斑症状の発生状況についてアンケートによる調査を行い,発生時期や症状発生の品種間差異の有無を,さらにキャベツについては圃場試験を行い症状発生の品種間差異の検討を行った。アンケートの結果,発症事例の多いキャベツおよびハクサイでは黒斑症状発生に品種間差異があることが推察された。また,キャベツについては,市販8品種を用いた圃場試験の結果,黒斑症状の発生に品種間差異があることが確認された。以上のことから,キャベツに関しては,品種を選定することで黒斑症状による被害を軽減できる可能性が示唆された。
- 信州大学農学部附属アルプス圏フィールド科学教育研究センターの論文
- 2012-03-00
信州大学農学部附属アルプス圏フィールド科学教育研究センター | 論文
- 北アルプスに生息するツキノワグマ (Ursus thibetanus) の季節的環境利用
- 長野県におけるツキノワグマ(Ursus thibetanus)の里地への出没時期と年齢査定による大量出没要因の解明
- 南アルプス北部の亜高山帯に生息するニホンジカ(Cervus nippon)の季節的環境利用
- 信州大学農学部附属アルプス圏フィールド科学教育研究センター手良沢山ステーションにおける気象データの収集
- 信州大学演習林における炭素蓄積量および炭素吸収量の試算