人工接種条件下におけるチャ赤焼病の病斑拡大と葉中の全窒素含有量及び葉の成熟度の関係
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概要
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注射器を用いた人工接種条件下における赤焼病の病斑拡大と葉の全窒素含有量の関係を調べた。すべての接種日において,'静印雑131'が'やぶきた'より病斑が大きかった。各接種日とも上位葉ほど病斑が大きい傾向がみられたが,葉が成熟するほど上位葉と下位葉の差は小さくなった。葉中の全窒素含有量は上位葉ほど高かった。葉中の金窒素含有量と病斑の大きさとの間には,正の相関関係が見られた。以上の結果から,葉中の全窒素含有量が多い,末成熟なステージの茶葉は赤焼病感受性が高いことが推察された。
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