「土」―その存在と多面的な役割(2)
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概要
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人間や動植物という生物は,何らかの物を食して生きている。「食物連鎖」「弱肉強食」などという言葉があるが,その頂点に立つのが万物の霊長といわれる「人」である。人が食べる物の大半が,「土」から生産されるものである。もともと,穀物をはじめ野菜・果実・牧草などは,土,水,大気,光(太陽)による「光合成」によって生成されるものである。最近,「水耕栽培」「食物工場」などがもてはやされているが,人の胃袋を支える穀物(米麦などの五穀,イモ類,トウモロコシ類,豆類など)は「土」「大地」なしには考えられない。つまり,「土」「大地」が,人や生物の存在を支えているのである。
- 水利科学研究所の論文
- 2012-02-00
水利科学研究所 | 論文
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