イチジクの抗アレルギー作用に関する研究
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
イチジクが有する抗アレルギー作用を効果的に利用するため、培養細胞を用いたβ‐ヘキソサミニダーゼ遊離阻害率を脱顆粒反応の指標として抗アレルギー作用を示す成分の特性を検討した。イチジク果汁をHP-20樹脂に添加して、80%メタノールで溶出することにより抗アレルギー成分を粗精製した。これをポリビニルポリピロリドンに接触させたところ、β‐ヘキソサミニダーゼ(β‐HEX)遊離阻害率が低下した。このことからポリフェノールがβ‐HEXの遊離に関与していることが考えられた。また、沸騰水中で加熱処理したところ、β‐HEX遊離阻害率が未処理の試験区と比較して高くなった。
- 愛知県産業技術研究所の論文
- 2011-12-00
愛知県産業技術研究所 | 論文
- 電気化学インピーダンス測定を用いた固体高分子形燃料電池の性能評価
- 高性能化に向けた固体高分子形燃料電池用電極層の改良と評価
- 高効率化に向けた色素増感太陽電池用酸化チタン電極の改質
- 電気泳動法を利用した色素増感太陽電池用電極の作製
- インターネットを活用したセンサネットワーク制御システムの開発