酵素糖化に及ぼす湿式ジェットミル粉砕時のpHの効果
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概要
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食糧と競合することのないセルロース系バイオマス資源からバイオエタノールを高効率かつ低コストに生産することを目的に、高温高圧処理及び粉砕を連続に行う新規な装置を用い、トマトの葉茎の処理試験を行った。本研究では、酵素糖化率の向上を目指し、リグニンを含むトマトの葉茎の混濁液のpHが、湿式処理に及ぼす影響を検討した。トマトの葉茎の混濁媒として、イオン交換水、pH5及び12の緩衝液を用いて湿式処理を行ったところ、pH5の緩衝液を用いた混濁液の処理後の酵素糖化率は、室温及び180℃処理ともに、イオン交換水使用時より増加することが分かった。
- 愛知県産業技術研究所の論文
- 2011-12-00
愛知県産業技術研究所 | 論文
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