大学生に対するメンタルヘルス支援体制に関する研究 (1) : 教職員対象の調査結果から
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
大学生に対するメンタルヘルス支援体制を整えることは、各大学の重要な課題であり、大学の実情や風土にあわせたシステム作りが必要とされる。本研究では、教職員を対象に、学生支援に対する意識やその実態について把握することを目的とした調査を実施した。調査内容は、学生の全般的印象、心の健康に配慮を要する学生への対応の実態、学内の教育支援体制とその整備に関するニーズとした。教員187名(回収率28.0%)、職員96名(回収率37.2%)から回答を得た。その結果、学生のメンタルヘルス上の問題に直面したことのある教職員が一定数みられ、しばらく様子をみる、個別相談に応じる、といった対応のほか、場合によっては教職員間で情報を共有し対応を協議したり、専門家の助言を仰いだりしていることが明らかになった。個別の事例について相談できる学内相談機関でのコンサルテーションやケースカンファレンスに対するニーズが高く示された。
- 首都大学東京都市教養学部人文・社会系 東京都立大学人文学部の論文
- 2008-03-31
首都大学東京都市教養学部人文・社会系 東京都立大学人文学部 | 論文
- 日本社会の再生論 : 複合的全体改編のプログラム図式
- 改革趣意テクストの変容可能性とストレック技法
- L'enfant sourd-muet sur scène : la dramaturgie de l'infirmité dans L'Abbé de l'Épée
- カトリック公教要理(カテキズム)のなかのユダヤ人--「シャルル・ペギーとユダヤ」断章
- L'évolution de la pensée de Valéry au contact de la relativité(1900-1920)