超音波画像解析によるゆで卵の異物検出
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概要
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超音波画像診断装置を用いて, 水中に浸漬したゆで卵の表面に付着又は突き刺さった殻の検出について検討した. 超音波の周波数は低い(6~9 MHz)方が殻からの反射が大きかった. また殻を検出するのに適した超音波プローブと対象間の距離は1~3cmで,1つのプロープで卵全体を検査することは難しかった. ゆで卵の超音波画像を2値化した後にトリミングを行い,平均濃度値を比較することで,殻の有無を判別できる可能性が示唆された. 動的条件では,超音波画像を2値化および等価楕円主副軸比を求めることで殻の有無を判別できる可能性が示唆された.
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