クロルピクリン剤とダゾメット剤によるホウレンソウケナガコナダニと萎凋病に対する肪除効果
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概要
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クロルピクリン剤およびダゾメット剤による土壌消毒について,土壌中のコナダニの密度抑制効果並びに萎凋病に対する防除効果を検討した.秋期薬剤処理において,クロルピクリン剤の10a当たり20l,10lおよび5l処理ダゾメット剤の10a当たり20kg,10kg処理で土壌中のコナダニの密度抑制効果が高く,春期薬剤処理において,ホウレンソウのコナダニ被害の防除効果も高かった.しかし,1作目収穫期にはいずれの薬剤処理圃場においてもコナダニの発生がわずかに認められ,密度抑制効果の持続性が認められなかった.また,萎凋病防除効果についても,クロルピクリン剤処理で2作目まである程度期待できるが,ダゾメット剤処理では2作目でも効果が低く,防除効果はほとんど認められなかった.
- 奈良県農業総合センターの論文
- 2011-03-00
奈良県農業総合センター | 論文
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