アルストロメリアの安定生産技術の確立
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
1 地中冷却はアルストロメリアの開花時期を早め、切花品質を向上させる。地中冷却の方法は1条定植で、定植株を地表10cmに20cm間隔で埋設した2本の冷却パイプではさみ、終日lO℃の水を循環させるとよい。2 地中冷却栽培では適品種を導入することにより,種苗費を半減させることが可能であった。3 かん水施肥栽培により切花の生産性が高まるが、年間窒素成分施用量9kg/aで採花本数が増加した。4 栽培終了後の土壌成分は年間窒素成分施用量9kg/aで過剰となった。5 時期別の土壌溶液中の硝酸態窒素濃度の推移から,吸肥が盛んな時期をパターン化できる可能性が示唆された。6 本県において生産性の高い有望な品種を選定した。93年及び1997~2008年の市販新品種について調査した結果69品種を選定した。
- 大分県農林水産研究センターの論文
- 2010-03-00
大分県農林水産研究センター | 論文
- 麦茶用六条大麦品種「シュンライ」の特性と栽培法
- コムギ黄斑病の発生生態と有効な防除薬剤
- 大分方式Y型イチゴ高設栽培における「さがほのか」の早期多収技術
- イチゴ本圃における総合防除体系
- 水稲新品種「おおいた11(イレブン)」の育成