県産和牛のブランド化に向けた肥育技術の確立(3)肥育前・中期におけるTMR給与が肥育成績に及ぼす影響
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概要
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黒毛和種肥育牛の肥育技術の確立を目的に,混合飼料(Total Mixed Ration : TMR)を用い,その給与時期について検討した。試験は沖縄県畜産研究センターに導入された黒毛和種去勢牛を8頭用いて26カ月齢まで448日間行い,全期間をTMR給与した区を全期間TMR給与区,肥育開始時より317日間をTMR給与した後,後期131日間を分離給与した区を前・中期TMR給与区とし,乾物(DM)摂取量,増体量,体高,胸囲および枝肉成績を調査した結果,以下のとおりであった。1. 1日1頭当たりのDM総摂取量は,後期において前・中期TMR給与区が全期間TMR給与区より0.43kg多かった。濃厚飼料でも前・中期TMR給与区が全期間TMR給与区より0.21kg多く摂取し,粗飼料では前・中期TMR給与区が全期間TMR給与区よりO.22kg(p
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