顕微授精を活用した効率的な胚生産技術の確立(第2報)
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概要
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雄性生殖細胞の効率的な活用技術として注目の高い、卵細胞質内精子注入法(ICSI)を用いて、ウシにおける胚発生について検討した。卵子は、食肉処理場で得られたウシ卵巣から未成熟卵子を吸引採取し、成熟培養後に卵丘細胞を除去、第1極体を放出し形態良好なものを供試し、受精能獲得処理した生存精子を用い、Piezo Micro ManipulatorによるICSIを行った。その結果、供試卵数(210個)の内、ICSI後の第2極体放出率は50.5%(106/210)であり、8.5% (9/106)が胚盤胞へ発生した。
- 秋田県農林水産技術センター畜産試験場の論文
- 2006-08-00
秋田県農林水産技術センター畜産試験場 | 論文
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