「にいがた地鶏」に適した飼料給与と飼育管理方法の検討
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概要
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「にいがた地鶏」に適合した飼料給与体系及び飼料管理方法の検討を行った. 「にいがた地鶏」は給与飼料の違いによる増体には有意な差はない.飼料要求率および飼料摂取量は,代謝エネルギーの高い飼料を主体に給与した方が低くなる.また,飼料摂取量は,冬期は夏期に比べ1.4~1.5倍程度となる.増体量に対する摂取代謝エネルギー量はほぼ一定である. 生体重に対する中抜き重量比は,雌雄,給与飼料および飼養時期による差はない. 配合飼料に小米を10~30%混合給与すると平均出荷体重には有意な差はないが,雄の出荷体重のばらつきが大きくなる傾向がある. 小米を混合給与することにより飼料摂取量及び飼料要求率は低下する傾向がある. また,地鶏肉の特定JAS規格である10羽/m2以下の飼育密度であれば増体には影響がない.
- 新潟県農業総合研究所畜産研究センターの論文
- 2011-03-00
新潟県農業総合研究所畜産研究センター | 論文
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