北海道大学・和歌山研究林における春季のニホンジカ( Cervus nippon centralis) 分布パターン
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
紀伊半島南部にある北海道大学・和歌山研究林(約430ha)に生息するニホンジカ(Cervus nippon centralis)の分布パターンを2009年春に調査した。研究林内一円に4m×50mのベルトを45本設置し、その中にあるシカの糞塊を数えた。そして、各ベルトにおける糞塊密度をクリギンク法によって空間補間し、200mグリッドごとの相対的な生息密度を推定した。その結果、研究林内には2~3ヶ所、シカ生息密度の高い場所(ホットスポット)があることが確認できた。
- 北海道大学北方生物圏フィールド科学センター森林圏ステーションの論文
- 2010-10-00
北海道大学北方生物圏フィールド科学センター森林圏ステーション | 論文
- 野生動物の生息環境としての針葉樹人工林の質的改善に関する研究--間伐遅れ林分の再生と野生動物との共存方法の開発
- 航空機LIDARによる森林の計測
- 苫小牧研究林における林床植生調査のための資料の作成--中間報告
- 2004年18号台風の苫小牧研究林における被害と今後の課題
- 苫小牧研究林における新しい研究の取り組みと技術サポートのあり方