ビタミンA制限による黒毛和種の肉質向上(第2報)
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概要
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黒毛和種去勢牛に対し肥育前・中期に濃厚飼料を制限(体重比1.4%)給与し、中期に稲ワラ給与(稲ワラ区)によりビタミンA(VA)を制限したところ、乾草区に比べ脂肪交雑が向上したが、肥育中期の1日当たり増体量(DG)は、乾草区のO.830kgに対し稲ワラ区はO.645kgと有意に低いものであった1)。そこで、肥育中期の濃厚飼料給与量を2.0%とし、発剤性及び枝肉成績について検討した。1)把育中期のDGは、乾草区0.911kg、稲ワラ区0.871kgと稲ワラ区が下回る値であったが有意差はなく、全期間でもそれぞれO.760kg、0.721kgと稲ワラ区が下回ったが有意差は認められなかった。2)肥育中期の摂取飼料中のVA量は、乾草区2,959IU、稲ワラ区1,197IUと稲ワラ区が有意に下回った(P
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石川県畜産総合センター | 論文
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