Brassica napus品種'Topas'における連続的胚形成及び二次胚からの植物体再生系
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概要
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Brassica napus品種'Topas'における連続的な二次胚形成及び植物体再生系の確立を試みた。熱ショックによって未熟種子胚より誘導した二次胚を、植物成長調節物質無添加のB5培地へ継代した。培養後70%の二次胚において、徒長した胚軸の表面に次代の二次胚が直接形成された。これら二次胚を同様に継代培養した結果、約70%の胚より新たな二次胚が形成され、次胚形成能が継代培養を通じて維持されていたことが示された。二次胚に10μMアブシジン酸(ABA)処理をした結果、胚は乾燥耐性を獲得し、60%の二次胚が乾燥後においても生育しその全てが正常に再生した。一方、ABA処理後、乾燥処理を行わなかった胚は胚軸が徒長する異常な生育を示し、ABA無処理胚は乾燥処理によって全て枯死した。
- 東京農業大学の論文
- 2010-09-00
東京農業大学 | 論文
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