ミシシッピーアカミミガメから隔離したハス栽培試験(中間報告)
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概要
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佐賀城のお堀におけるハスの消滅がミシシッピーアカミミガメの食害であることを実証するために、3cm角のナイロン網を貼り込んで同カメの食害を防止した隔離区を設けてハス苗を移植栽培し、隔離しない場合と移植後のハスの生育を比較した。その結果、隔離区のみでハスの出葉と葉数の増加が観察された。このことから、ハスの消滅原因は同カメによる可能性が極めて高いことが実証された。ただし、隔離区においても一部の幼葉の葉柄が食害され切断されたことから、小型の魚類等の食害の影響も検討する必要がある。
- 佐賀大学海浜台地生物環境研究センターの論文
- 2010-06-00
佐賀大学海浜台地生物環境研究センター | 論文
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