セイヨウナシ新品種'メロウリッチ'
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概要
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山形県立園芸試験場(現山形県農業総合研究センター園芸試験場)において、セイヨウナシ新品種'メロウリッチ'を育成した。'メロウリッチ'は'ミクルマス・ネリス'に'ラ・フランス'を交雑して得られた実生の中から選抜した品種で、'ラ・フランス'より10日程度早く収穫できる中生種である。果皮色は追熟すると黄緑〜黄色に変わり、'ラ・フランス'に比べ食べ頃がわかりやすい。糖度は主要品種の中で最も高く、香りも'ラ・フランス'より多く、食味良好である。2007年(平成19年)11月に種苗法に基づき品種登録申請を行い、2008年(平成20年)2月に登録出願が公表され、2009年(平成21年)3月に品種登録された。現在、山形県の有望品種に位置づけられている。
- 山形県農業総合研究センターの論文
- 2010-03-00
山形県農業総合研究センター | 論文
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