新潟県における「低コストで傷みにくい作業路」開設事例調査
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概要
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積雪条件の異なる県内5カ所で波形線形や垂直切土等を採用した作業路を試験的に作設し、功程調査と耐久性調査を実施した。根株を盛土の補強に用いる工法では、作業時間に占める根株処理時間の割合が非常に大きいことがわかった。1、2年経過時点では、どの試験地においても融雪や豪雨による著しい損傷は観察されなかったが、県内では集材時期が降水量の多い時期と重なることが多いため、枝条等を利用した路面保護が必要であると考えられた。また深い轍が残っている場合には片勾配による排水が機能しないため対策が必要である。作業路の耐久性については継続調査が必要である。
- 新潟県森林研究所の論文
- 2010-03-00
新潟県森林研究所 | 論文
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