歩数計を活用した採胚成績向上のための人工授精適期について
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概要
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採胚成績向上のための人工授精適期について検討することを目的とし、歩数計を用い発情開始から人工授精までの時間及び発情行動と採胚成績との関係について検証した。その結果、発情開始から人工授精までの時間が19時間以上21時間未満のときに最も正常胚率が高く、23時間以降のときに正常胚率が低下した。さらに、採胚時の総胚数により、人工授精適期は異なり、総胚数が多い個体ではより遅く、少ない個体ではより早いタイミングで人工授精を行うことにより多くの正常胚が得られることが示唆された。また、歩数計による発情持続時間は総卵数には影響を及ぼさないが、胚の品質に影響を及ぼす可能性が示唆された。
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宮崎県畜産試験場 | 論文
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