関東で栽培したウコン類の生育・収量形質の比較
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概要
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アキウコン11系統、ハルウコン6系統、ガジュツ3系統を供試して関東で2004年と2005年の2年間、各形質を評価した。アキウコンの形態および根茎収量は、国内産および台湾産を中心とした8系統から成る生育量と根茎重が大きいグループ(グループI)と東南アジアの3系統から成る生育量と根茎重が小さいグループ(グループII)に分けられた。ハルウコンはアキウコンのグループIより草型と根茎重はやや小さかった。ガジュツはアキウコンと同様に生育量が大きい系統と小さい系統に分けられた。根茎重の年次相関は有意で、根茎重の系統間の序列は年次が異なってもほぼ安定であった。一方、2005年よりも2004年の方が根茎重の高い系統が多かった。2005年は2004年より生育初期の気温が低く日射量が少なかったためと推察した。
- 2009-10-00
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