東京農業大学厚木キャンパスにおける半自然草地の植生管理のために生じる刈り草の堆肥利用(1)
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概要
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神奈川県に位置する東京農業大学厚木キャンパスは半自然草地が残されている。資源循環型農業をキャンパス内ですすめるために、これらの草地の植生管理によって生じる刈り草を堆肥化した際、刈り草に含まれる種子の死滅に及ぼす温度と加温日数の影響を明らかにした。キャンパス内に生育するスイバRumex acetosa L.、ギシギシRumex japonicus Houtt.(タデ科Polygonaceae)、アブラナBrassica rapa L.(アブラナ科Curcifere)およびイヌムギBromus catharticus Vahl(イネ科Poaceae)の4種の種子を用い実験した結果、40℃、45℃および55℃の加温では、すべての種において加温処理日数が長くなるに連れて発芽率は低下した。また、加温処理温度が高くなるに連れてすべての種で発芽率は低下した。60℃温度区では4種すべてにおいて加温処理日数1日で全く発芽が観察されなかった。
- 東京農業大学の論文
- 2009-09-00
東京農業大学 | 論文
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