ため池ハザードマップの現状
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概要
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自然災害の多いわが国においては、ハードな災害対策とともに、ソフトな災害対策の代表的存在であるハザードマップの作成も重要である。現在、全国の都道府県や市町村において、河川の洪水、津波・高潮、土砂災害、地震災害、火山災害等に備える各種のハザードマップが作成されている。一方、全国にいまだ約21万カ所存在するといわれるため池は、自然災害時に大きな損傷を被るのみでなく、自らが決壊して洪水の原因ともなる。ため池の多く存在する地域においては、台風や地震といった代表的な自然災害時に河川や海水による水災害への備えとともに、ため池の決壊による災害も視野に入れておく必要がある。
- 水利科学研究所の論文
- 2009-00-00
水利科学研究所 | 論文
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