ニホンスイセンの開花球根に対するイオンビーム照射が形質発現に及ぼす影響
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
鉢物用として観賞価値が見込める日本スイセンの矮性個体の育種を目的として、イオンビームによる突然変異誘導による矮性個体作出技術について検討した。本報では、ニホンスイセンの開花球根にイオンビーム照射した回数、照射時期が、矮性個体の出現率や生じた株の特徴について報告した。1）イオンビームを3回照射した区において比較的多く矮性個体が出現した。2）8月以降のイオンビーム照射で、比較的矮性傾向にある植物が出現する傾向があり、花径と花冠径が小さく、小花被片が欠損した株も出現した。
- 福井県園芸試験場の論文
福井県園芸試験場 | 論文
- ウメの品種'新平太夫'の特性について
- ウメ栽培品種の枝条特性について
- 日本スイセンの促成球根養成技術の確立 (2)
- 日本スイセンの発育経過に及ぼす母球産地の違いと窒素施用の影響
- 夏秋どりを目的としたトルコギキョウ品種のロゼットおよび開花特性