スーダングラス作付による自給飼料の高位生産技術の確立
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概要
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スーダングラスについて硝酸態窒素の集積しやすい茎における分布を調べて、刈取り高さを高くすることにより硝酸態窒素の低減化が図れないか検討した。1)堆肥を非常に大量に施用した区では、地際から刈取ると硝酸態窒素は高いが、5cm以上の高さで刈り取ることにより硝酸態窒素は低減した。2)スーダングラスの硝酸態窒素は、稈部の下位に分布していた。適正な糞尿施用区および適正量の約2倍量を施用した区では、地面から20cmの範囲において下位方向に行くに従い硝酸態窒素の含有率が高くなる傾向にあった。しかし、糞尿を極端に多量施用した区では、地面から20cmの範囲ではどの高さにおいても硝酸態窒素含有率が非常に高かった。
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