スーダングラス作付による自給飼料の高位生産技術の確立
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概要
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ロールベーラーの効率的な利用と土地の有効活用を図る為、冬作物のイタリアンライグラスを刈取り後、スーダングラスを夏作物として作付し、ロールベールサイレージによる周年作付体系の可能性について検討した。1)生育収量成績について、10a当たりの生草収量と乾物収量は、イタリアンライグラスの1番草はそれぞれ4,600kg、809kgでスーダングラスの1番草はそれぞれ4,320kg、570kg、2番草はそれぞれ4,030kg、705kg、3番草はそれぞれ1,420kg、258kgであった。2)飼料成分及び栄養価について、スーダングラスはイタリアンライグラスに比べ早刈りのためNDFは低かったが、灰分が高いことによりTDNは低かった。3)サイレージの発酵品質について、V-scoreの総合評価ではイタリアンライグラスとスーダングラスはそれぞれ78点と68点であった。
- 石川県畜産総合センターの論文
- 1999-09-00
石川県畜産総合センター | 論文
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