機能性豚肉生産技術の確立(第1報)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
豚肉中へのn-3系列脂肪酸の移行割合と降コレステロール作用を検討するため、飼料中にアマニ油、エゴマ油及びイチョウ葉を添加し、背脂肪内層部の脂肪酸組成及び血漿中コレステロール値を調査した。供試豚は当センターLWD三元交雑種肉豚の雌を用い、市販配合飼料に、アマニ油を3%添加した区(アマニ油区)、アマニ油3%とイチョウ葉1%を添加した区(アマニ+イチョウ区)、エゴマ油を3%添加した区(エゴマ油区)及び無添加区(対照区)を設定した。試験は平均体重70kgから開始し、56日間の制限給餌後出荷した時点で終了とした。以上の条件で、各区1頭づつ配置し、5反復して次の結果を得た。1)発育成績は、アマニ油区、アマニ+イチョウ区及びエゴマ油区において対照区に比べ1日平均増体重及び飼料要求率で優れる傾向が見られた。2)と体成績並びに肉質成績において各項目で有意差は認められなかった。3)血漿中総コレステロール値は試験終了時、アマニ油区でエゴマ油区に比べ有意に低くなったものの(P
- 石川県畜産総合センターの論文
- 1999-09-00
石川県畜産総合センター | 論文
- 体細胞クローン新生子牛の蘇生方法に関する検討
- Brilliant cresyl blueによるウシ未成熟卵子の染色性の違いが核移植胚の発生に及ぼす影響
- 移植前の黄体検査による受胚牛の選定
- 嫌気貯蔵豚糞の堆肥化と消石灰の添加効果
- サイレージおよび乾草調製中の降雨による飼料成分の損失