個体別体外受精による黒毛和種牛の生産(第1報)
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概要
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1995年4月から1997年3月に実施された黒毛和種における個体別体外受精の成績を検討して以下の結果を得た。1)枝肉格付け成績の優秀なものほど回収卵子数が減少する傾向が認められたが、回収卵子の品質の割合は格付け成績に影響されなかった。2)体外受精成績は、媒精に用いる種雄牛に影響を受ける。3)体外受精成績は、雌牛の格付け成績に影響されなかった。4)体外受精成績は、1頭当たりの卵巣から回収された卵子数が多いほど胚盤胞期胚の発生率が高かった。
- 石川県畜産総合センターの論文
- 1999-09-00
石川県畜産総合センター | 論文
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