野生きのこ人工栽培技術の確立
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概要
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菌根菌と言われているツチグリの人工培養に関する試験を行った結果、PGY培地、浜田氏培地で菌糸の伸長が確認でき、浜田氏培地では培養温度は20℃前後が適温であることがわかった。また、培地の種類や濃度により菌糸伸長速度、菌糸体重量に差もあることがわかった。さらに、ビタミンのみで培養した場合でも薄伸びではあるが菌糸の伸長が確認でき、浜田氏の培地で再培養した結果元の菌糸と同様の菌叢が確認できた。固体培地の場合2mm/dayの菌糸伸長量が認められた。
- 福島県林業研究センターの論文
- 2009-04-00