HDL-コレステロールの慢性腎臓病における発症・進展に関する研究
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概要
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慢性腎臓病(CKD)は2002年に米国腎臓財団NKFにより提唱された新しい概念である。CKDとは、腎障害を示唆する血液、尿検査や画像診断の検査の異常、もしくは糸球体濾過値(GFR)60ml/分/1.73m2未満が3か月以上にわたり持続する状態である。近年メタボリックシンドロームを筆頭に耐糖能異常、高脂血症、高血圧症などを有するマルチプルリスクファクターの状態が動脈硬化を進展させることが明らかになってきた。さらに軽度の腎障害を含む慢性腎臓病は脂質代謝異常を合併していることが多く、また動脈硬化性の疾患を合併する確率も高いことから、腎機能の増悪には動脈硬化が寄与していると考えられている。我々は、メタボリックシンドロームの診断基準に含まれるHDL-コレステロールとの関係を検討した。
- 南九州大学の論文
- 2009-04-00
南九州大学 | 論文
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