水田畦畔における草刈りと抑草剤散布の併用によるシバ(Zoysia japonica Steud.)優占植生への誘導
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概要
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シバ'ヒメノ'を被度33.3%で植栽した畦畔法面では、年4回草刈り+年2回抑草剤(ビスピリバックナトリウム塩3%液剤;50ml/a)散布により、慣行の年4回草刈りに比べてシバの被覆速度が速まり、シバ優占植生への誘導が可能であることが明らかになった。シバが被度30%で混在する既存畦畔法面では、年4回草刈り+年2回抑草剤散布により、シバの被度が2年で約80%となり、慣行の年4回草刈りに比べて顕著にシバが優占化することが明らかになった。シバが被度約80%で優占植生となった畦畔では雑草の発生量が少なく、草刈りの回数を慣行の年4回から2回に減らすことができた。また、年2回の草刈りでシバの被度はほぼ維持できることが示唆された。
- 近畿中国四国農業研究協議会の論文
- 2009-03-00
近畿中国四国農業研究協議会 | 論文
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