平成18年度 和牛産肉能力検定現場後代検定成績--飛騨白真弓について
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概要
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和牛産肉能力検定直接法(直接検定)により選抜した「飛騨白真弓(黒原4519)」の遺伝的産肉能力を調査するため、その産子(調査牛)を肥育して、増体、発育、飼料効率、および肉質を調査した。1.「飛騨白真弓」号の調査牛は、産子調査時の発育はほぼ全頭が標準範囲内であり良好であった。畜産研究所において肥育を行った去勢牛の開始時体重は287.5kgで、終了時体重は719.0kg、日増体量0.76kg/日であった。2.県内の農家(研究所を含む)において25頭で開始した肥育検定は、3頭を除外した計22頭の肥育成績を得た。検定成績は、去勢で枝肉重量458.7kg、ロース芯断面積58.6cm2、BMS No.7.3、5等級率58.3%、4・5等級率83.3%であった。雌では枝肉重量374.0kg、ロース芯断面積52.6cm2、BMS No.5.9、5等級率20.0%、4・5等級率80.0%であった。全22頭では枝肉重量420.2kg、ロース芯断面積55.9cm2、BMS No.6.7、5等級率40.9%、4・5等級率81.8%であった。
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