湿式輸送における輸送条件がバラ切り花の花持ちに及ぼす影響
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概要
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本研究では、湿式輸送における輸送条件がバラ切り花の花持ちに及ぼす影響を検討した。1.5℃、24時間の条件で前処理を行った場合、前処理溶液に抗菌剤を添加することにより、花持ち延長に高い効果が認められた。一方、抗菌剤溶液への1%ショ糖の添加の有無では、花持ち日数の明らかな差は認められなかった。2.10℃、48時間の条件で輸送シミュレーションを行った場合、輸送処理溶液に抗菌剤を添加することにより、花持ち延長に高い効果が認められた。一方、抗菌剤溶液に1%ショ糖を添加することでさらに花持ち延長の効果が高まった。3.輸送温度10℃では輸送時間が72時間まで、20℃では24時間までは花持ちが保持された。一方、20℃では48時間で、また、30℃では24時間で花持ちが劣った。
- 和歌山県農林水産総合技術センターの論文
- 2009-03-00
和歌山県農林水産総合技術センター | 論文
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