学校飼育動物の飼育経験が動物に対する考え方に与える影響
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概要
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小学校時代の動物飼育の経験が、動物飼育や動物に対する考え方にどういった影響をおよぼすかについて、3地域(愛媛、京都および奈良)の中学生、保護者および教員を対象に調査を行った。調査方法はアンケート方式とし、二択式(はい/いいえ)、複数選択方式および自由記述式の設問を用意した。得られた回答については各々の解答方式に合わせて統計学的な解析を施した。解析の結果、動物に対する関心度に男女差、地域差がみとめられることや、保護者、教員と生徒で関心度が異なることなどが明らかになった。これらの結果から、本調査方法の中から動物への関心度を測ることができるアンケート調査部分の抽出が可能であり、また同時に性別や地域色に合わせた学校飼育動物の提案などが将来的に可能になると考えられ、さらに世代、立場を越えての効果を発揮する学校における動物飼育のあり方についての議論に一石を投じる可能性が示された。
- 東京農業大学の論文
- 2008-12-00
東京農業大学 | 論文
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