写真画像計測を応用した漁獲物体長測定汎用法
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概要
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産地市場における魚類漁獲物は、多くの場合、船上または港において魚体サイズ毎に選別した上(銘柄区分)、木箱または発泡スチロール箱に詰めて競売にかけられる。このため、水揚げ記録から日別銘柄別漁獲箱数が得られ、銘柄毎の体長組成が得られれば、精度の高い漁獲物体長組成が得られ、資源解析を実施する上の重要な基礎資料となりうる。著者らは水揚げされたムシガレイについて、箱詰め状態のまま写真撮影した画像を画像計測ソフトウェアにより計測する方法を開発し、銘柄別全長組成推定に実用上問題がないことを確認した。本研究では、小型個体の過小計測問題に対応した新計測法をキダイに応用し、測定精度の向上が認められたので報告する。さらに、得られた銘柄別体長組成に対し、成長モデルを使用して、年齢別漁獲尾数を計算する年齢-銘柄キーを提案する。
- 2007-03-00
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