尾瀬沼における混雑感に関する利用体験評価
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概要
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本研究は、尾瀬沼における、利用者数と利用者の混雑感に関する利用体験評価との関係を明らかにした。アンケートの配布数は4300件で、回収数は2025件(回収率47.1%)であった。利用者数と利用体験評価の傾向には比例関係があった。また、人出の予想と理想的な利用者数、そして実際の利用者数に対する評価が異なることを明らかにした。利用者数別の差の検定結果から、調査結果を3つのグループに分けることができた。尾瀬沼の場合は、理想的には1日当たり1000人台の利用者数が望ましいが、実際には3500人を超える利用者数でも人の多さが気にならない利用者が約50%いることがわかった。これら利用者数別の評価結果は尾瀬沼における収容力を判断するための重要な値になった。今後は、尾瀬ヶ原における調査結果を分析し、尾瀬沼と尾瀬ヶ原を比較した研究を進める必要がある。
- 千葉大学園芸学部の論文
- 2007-03-00
千葉大学園芸学部 | 論文
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