魚の鮮度変化に関する研究(2)
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概要
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流通事情の改善にともない、鮮度の良い魚を消費者が求めるようになり、時間単位の鮮度管理が必要となっている。本稿では魚体を物理に簡便な方法で、非破壊測定し鮮度指標を得る方法について検討した。鮮度管理が必要な時間をATP消長パターンの2倍の24時間程度とし、硬直係数、衝撃値、触覚センサ等の利用を検討した。触覚センサと往復の移動機構を用いて、ヒステリシス特性により評価を行う場合には、経時変化を大きな変化量として計測可能であった。今後、鮮魚の鮮度管理を今回のような物理量で評価するというコンセンサスが得られれば、簡便に数値的鮮度評価が行える可能性がある。
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