ソルガムの紋枯病(Rhizoctonia solani Kuhn)抵抗性品種の育成に関する研究
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概要
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著者は以上のようなソルガム育種を取り巻く状況から、ソルガムの紋枯病についてAG-1菌糸融合群に対する圃場抵抗性の育種的改良を目的として、紋枯病による圃場抵抗性の品種間差異の検討と紋枯病による被害程度の検討を行い、圃場検定における選抜基準の設定とその選抜基準を用いた抵抗性品種育成の可能性を検討した。また、抵抗性の遺伝的機作とそれに基づく選抜方法を検討するため、ダイアレル交配による抵抗性の解析を試みた。さらに、高品質育種のために導入したbmrなどの高消化性遺伝子が紋枯病抵抗性に及ぼす影響を検討し、紋枯病抵抗性で品質に優れた母本の育成の可能性について検討した。これらの結果、育種現場における紋枯病抵抗性の検定と評価法、抵抗性母本の育成方法および高消化性遺伝子を導入した紋枯病抵抗性母本育成の手法について成果を得た。そして、これらの知見をもとに高消化性遺伝子bmr-18を持ち、実用レベルの紋枯病抵抗性を持つ新品種「葉月」(1998年)、「秋立」(2001年)を育成し、農林登録を行い普及に移したので、ここに研究成果の大要を報告する。
- 信州大学農学部附属アルプス圏フィールド科学教育研究センターの論文
信州大学農学部附属アルプス圏フィールド科学教育研究センター | 論文
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