ロ-100 日本病理剖検輯報よりみた日本の肺癌とその推移(1958-80年)
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概要
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肺癌651例のうち,肺区域まで発生部位を推定し得た628例を対象に,その発生部位の肺内分布を検討した.類表皮癌の30%,小細胞癌の35%,その他の未分化癌の27%は肺門部に発生しており,腺癌の85%は末梢部に発生していた.中間層部,末梢部発生例の肺区域分布は,組織型にかかわらず,S^1,S^2,S^3,S^6のupper zoneに偏在する傾向が認められ、珪肺症など吸入性肺疾患と同様の病変分布を示し,吸入性発癌因子との関連性が指摘された.The locations of 651 primary lunrights: 日本肺癌学会rights: 本文データは学協会の許諾に基づきCiNiiから複製したものであるrelation:isVersionOf: http://ci.nii.ac.jp/naid/110003103841/
- 日本肺癌学会の論文
- 1983-04-30
日本肺癌学会 | 論文
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- VWS-2 肺悪性腫瘍に対する完全胸腔鏡下肺区域切除術(鏡視下手術における新しい手技,器械の導入,第49回日本肺癌学会総会号)
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