東北日本における温泉の構造規制の二・三の例
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概要
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宮城県西南部に分布する温泉のうちいくつかは、成因的にNNE-SSW系の断層と密接な関係をもっている。温泉はこれらの断層に沿って湧出しているものと思われる。小原一鎌先温泉地域では、断層剪断帯は左横ズレ運動によって生じた時計回りの雁行状配列をなす10数条の逆断層性strandから構成されている。秋保温泉地域では、断層は伏在しつつも、その延長は温泉群の直下を通る。両地域では最近地震活動が起こっている。従って、これらの断層群は古キズが再発した活断層の可能性がある。
- 秋田大学鉱山学部の論文
- 1980-12-26
秋田大学鉱山学部 | 論文
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