社会教育職員の専門性に関する研究
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概要
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戦後における社会教育職員(社会教育主事(補)と社会教育施設の専門職員)の専門性をめぐる論点は,その時々の社会教育行政や社会教育実践の動向に影響され,これまで多様な展開を見てきている。戦後の社会教育職員制度の発足は,1951年の社会教育法「改正」による社会教育主事規定から始まるわけであるが,本格的な社会教育職員論研究の掘り下げは,1959年の社会教育法「改正」による社会教育主事(補)の市町村設置の義務づけ規定以降となるのである。しかしながら,社会教育という営為は教育-学習活動という,人間相互の意図的な働きかけの作用を内に含んだ自己教育として成立することから,社会教育実践の組織化における学習条件の整備や学習内容の編成に専門的に関わる人々の性格や役割についての関心は,職員制度確立以前から実践と研究における一つのテーマとして設定されていた。
- 明治大学人文科学研究所の論文
- 1994-03-31
明治大学人文科学研究所 | 論文
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