胡適の独幕劇「終身大事」について
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概要
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胡適による独幕劇「終身大事」は、中国話劇史上、白話で書かれた初めての、そして、本人の選択による結婚の自由をテーマとした最初の作品である。「終身大事」が、その先進的な内容ゆえに上演困難であったことで浮かび上がる現実との矛盾、それはまさに五四時期の現実と理想との距離であり、それゆえにこそ、「家出」という行動の持つ反抗の意味がより深く認識できるともいえる。
- 富山大学人文学部の論文
- 2013-02-00
富山大学人文学部 | 論文
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