ルールの参照可能性 : 権力行為論(3)
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概要
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本論文は権力行為論における<ルール>についての考察である。権力行為論においては,<ルール>が人を拘束すると考えるのではなく,人が<ルール>を参照して人を拘束すると考える。また,<ルール>それ自体が何らかの形で「存在」しているわけではなく,ルール言説または社会的カテゴリーの参照によって示されるのである。以上のように,権力行為論においては<ルール>を「参照する」という考え方が基本になっているわけだ、が,それでは「参照する」というのは具体的にどのようなことなのか。本論ではこのことについて考えてみたい。
- 富山大学人文学部の論文
- 2012-09-00
富山大学人文学部 | 論文
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