細骨材の表面水がスランプ,空気量および圧縮強度に及ぼす影響について-2-
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概要
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体重2.5kg-3.5kgのウサギをペントバルビタール20mg/kgで浅麻酔し,自発呼吸下に,1%,3%,5%,エンフルレンを急速導入した。そして,それらが呼吸パターンにどのように影響するのかについて,横隔膜筋電図を用いて検討した。迷走神経のintactなウサギに5%エンフルレンを吸入させた直後には,吸気時間(T_I),呼気時間(T_E)の短縮をともなう頻呼吸の出現が観察された(stretch receptor (SR) intact)。この反応は,200ppm のS0_2を10分間吸入し,Breuer-Hering reflexが消失後(SR blocked)にも認められた。しかし,両側迷走神経切断後(Vagi cut)にはこの反応は全く消失し,逆にT_Iの延長が認められた。5%エンフルレン吸入による頻呼吸のT_I/T_Eを,SR intact, SR blockedで比較すると, その傾向は全く同じであり, この頻呼吸はSRの影響を受けないものと考えられた。したがって, 5%エンフルレン頻呼吸は,迷走神経を介した反応であり,SR blocked後にも存在するので, intact 受容器を介した反応である可能性が最も高いと考えられた。
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