重度知的障害のある子どもを対象とした自己選択行動アセスメントマニュアルの作成
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概要
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重度知的障害のある子どもの自己選択行動を教師が支援するために,自己選択行動アセスメントマニュアルと記録用紙を開発した。対応マニュアルは以下の原則に従って作成された。子どもの日常生活全般にわたり選択の機会を保障すること,子どもが現在可能な選択手段を活用すること,Bambara & Koger(1996)の方法に従い,子どもが選択できるような支援手続きを使用すること,選択後のリスク管理が可能になるよう配慮すること。最後に,重度知的障害のある人の社会的自立と自己決定について考察した。The manual and the record sheet of Choice-Making behavior assessments for teachers were developed to support Choice-Making for children with severe mental retardation. The manual was designed including these plinceples : (1) Embed choice opportunities for daily routines, (2) Support to choose by using acquired Choice-Making behaviors, teach and assess Choice-Making behaviors according to Bambara & Koger's teaching model, (3) Check risk-taking after choices. Finaly, Autonomy and Self-Determination for people with severe mental retardation were discussed.
- 新潟大学教育人間科学部の論文
- 2003-02-00
新潟大学教育人間科学部 | 論文
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