カンゾウタケの優良菌株選抜試験
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概要
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カンゾウタケの効率的な栽培技術を開発するため、優良な菌株の探索を行った。まず、野生のカンゾウタケ子実体を採集し、菌の分離操作を行って、15菌株を得た。さらに、他機関からの分譲や購入により、6菌株を入手した。予備試験で雑菌汚染が少なく子実体を形成しやすい菌株を選び出し、10菌株について、850mlきのこ栽培瓶で栽培試験を行った。その結果、形状が美しく収量の多いものが2菌株見つかった。また、不発生が多いものの形状が美しく、発生すれば収量も極めて多い菌株や、菌廻りが速い菌株など、育種材料として有望な菌株もみられた。
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奈良県森林技術センター | 論文
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