廃棄物系木質バイオマスを原料とした活性炭の試作実験
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概要
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都内で発生する未利用・廃棄物系木質バイオマスを原料とした安価で高性能な環境浄化用吸着材の開発を目的として,製造量約50gラボスケール実験において,製材や建材に不向きな低質材の木部チップおよび廃樹皮の混合比率が重量比3:1の割合で混合したペレットを800℃で炭化,1000℃で水蒸気賦活処理を行って活性炭を製造した。その結果,高い比表面積を持ち,VOC吸着特性に優れた活性炭が得られた。活性炭製造量を数kgにスケールアップした試作実験を行い,製造した活性炭の性能および得られた知見について報告する。
- 東京都立産業技術研究センターの論文
- 2010-11-00
東京都立産業技術研究センター | 論文
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