沖縄県産農産物の低温輸送および鮮度保持技術の開発(3)
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概要
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八重山産パイナップルの県外出荷を前提として低温輸送条件を検討し、船舶と航空機による複合輸送試験を行った。パイナップルは10℃で良好に鮮度が保持され、冷蔵による匂い強度への影響は見られなかった。八重山から那覇へ低温船舶輸送を行い、次いで常温航空輸送で東京へ輸送した果実は、全区間を常温航空輸送したものと品質において顕著な差異は無く、良好な鮮度を維持した。しかし、船舶輸送を常温で行った場合には、鮮度が大きく低下した。
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