小児の不安障害
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
特集 : スペシャリストの知識と技術で腕をあげる第2章 : 医療の現場に生かすスペシャリストの知識と技術実証に基づく心理療法の発想に基づいて,どの問題・症状に対してどの心理療法を選択すべきかについてのガイドラインが提唱されている。現在までに児童思春期を対象として有効性の示されている治療技法のほとんどが認知行動療法に基づく治療技法である。特に,近年のエビデンスを考慮すると,子どもの不安障害に対する心理療法の第1選択肢は認知行動療法であると結論づけられる。そこで,本稿では,本邦で開発された不安障害の子どもに対する認知行動療法プログラムを例として取り上げ,アセスメント法,心理教育,認知再構成法,エクスポージャーの手続きについて概説を行った。そして,子どもに対する認知行動療法の留意点として,信頼関係の構築,プログラム課題の工夫,親への治療参加,の3点について説明を行った。
- 星和書店の論文
- 2009-10-00
星和書店 | 論文
- 消化管運動のペースメーカー細胞説
- インタビュ- 心理臨床家の常識--隈寛二氏に聞く (特集 心理臨床家の常識を考える)
- 面接場面での夢の扱い方(第4回)
- 面接場面での夢の扱い方(第3回)
- 面接場面での夢の扱い方(第1回)