ウシのミイラ変性胎子からのDNA抽出とミイラ胎子におけるFactor XI遺伝子欠損の2例
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概要
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ウシのミイラ変性胎白子10例の乾燥硬化した組織からgenomic DNAを抽出した。各症例2gの組織から抽出されたDNAの量は4μg/mlと少なかった。このため抽出したDNAをwhole genome amplificaionシステムを用いて増幅した。増幅したDNAを用いてミイラ変性胎子10例について、Facor XI遺伝子欠損症の有無をPCR法で検査した。FacorXI遺伝子のexon 12を検査した結果、10例中2例がFacorXIヘテロであると判定された(320 bp:正常型と244 bp:欠損型)。これは、ウシのミイラ胎子におけるFacor XI欠損の最初の症例報告である
- Japanese Society of Animal Reproductionの論文
Japanese Society of Animal Reproduction | 論文
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